2009年3月8日日曜日

シャトー ルコヌ chateau le cone

2日目の3軒目のシャトー見学はブライにある、シャトールコヌ、le coneでした。1月の終わりにひどい嵐がフランス南西部を襲ったのですが、その時よりやや小ぶりの嵐が接近していうという、なんだか雲行きのあやしいなか、ブライを訪れました。ルコヌはCANCAVEという企業の所有のクリュブルジョワのシャトーなのですが、今までに見たことの無いようような、素晴らしく近代的で、衛生的なシャトーでした。設備は新しいのですが、それはあくまで、伝統的な作業や方法をモダナイズしただけで、クラシックなワインの造り方となんら変わらないとのことでした。しかし、この写真の棚、オクソというのですが、ラックの上で簡単に樽が回転するようできていて、とても高価なのですが、いち早く導入していました。さすが、クリュブルジョワともなると違うものだと感心しました。ちなみに、これを使うと、澱引きが簡単になるだけでなく、いろいろな新しいことができるとのことでした。
さて、シャトー見学の後、夕食もシャトーでいただいたのですが、夕食に先立って、コートドボルドー地区の
組合の担当者から、コートワインの現状と今後の方針についてのセミナーを受けました。
国内販売は、若年層のワイン離れ、ビールブームの中で、輸出に力を入れて行きたい、平たく言うとそんな感じでした。

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